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生原酒


生原酒(なまげんしゅ)とは

 しぼったあと原酒の状態で加熱処理を一切しない生酒をそのままびん詰めしました。蔵元でしか味わえなかった、しぼりたてのフレッシュでフルーティな香味をいつでもどこでも楽しめます。

 

 

生酒、生貯蔵酒ができるまで
▲月桂冠ホームページ「お酒の博物誌」より
火入れせずに品質を保つ製造技術

 近年までしぼりたての生酒が市販されなかったのは、もろみをしぼったままの状態では、酵母や火落菌が生きており、酵素も働くため、時間が経つにつれて酒質がどんどん劣化していくからです。たとえ冷蔵保存をしていても、酵素は働き、酒の中の糖分、タンパク質などが分解され、甘味が増加して「甘ダレ」となったり、不快な「ムレ香」が生じたりしました。
月桂冠は、火入れをせずに品質を保つ製造技術を開発しました。日本で本格的に商品化したのは月桂冠で、昭和56年(1981 年)、チルド(保冷)流通を条件に「生原酒」を地域限定で発売しました。現在も全国の飲食店様を中心に、フレッシュをキープしてお届けしています。


生原酒と料理との相性

 口当たりが良いので飲む量は控えめに、美味しいお料理とお酒の味わいをゆったり楽しんでいただくシーンがおすすめです。

山芋たんざく梅肉和え、うざく、冷しゃぶ(ごまだれ)など。カレイの煮付け、ひじきの煮物、野菜炒め、シュウマイとも、よく合います。

料理のイメージ

生原酒 300mL 壜詰