燗酒におすすめ!日本酒の選び方・楽しみ方
寒い日が続きますが、皆さんお元気にされていますか。
月桂冠オンラインショップの福地です。
今日は寒い日に体を温めてくれる燗酒に合う日本酒の選び方について紹介したいと思います。
幅広い温度帯で楽しめる日本酒
日本酒の中には有機酸が含まれており、温めた方がおいしいと感じる酸と冷やした方がおいしく感じる酸などがあります。リンゴ酸は冷やすと爽やかで喉ごしがよくなり、温めると逆にぼやけてきます。一方、乳酸とコハク酸は冷やすと苦みが感じられますが、温めるとまろやかになります。日本酒には多くの成分が含まれていることから、冷やから、熱燗まで幅広い温度帯で楽しむことができます。
燗酒におすすめ!日本酒の選び方
(ウォーターバス:水をいれて、温度調節可能な機械)
一般的には、普通酒、本醸造酒、純米酒など(香りが穏やかで、味わいがまろやかなもの)が燗によいとされています。一方、香りの高いお酒(大吟醸酒など)は燗にすると香りと味のバランスが崩れて、高価なお酒だったのにと悲しい思いをすることがあります。
一方で、必ずしも香りのあるお酒が燗酒に向かないという訳ではありません。
先月にイベント参加した「おでん燗酒ステーション」では、
一般的に相性のよいとされる香りが穏やかでまろやかな味わいの特撰は普通に高評価でしたが、
もう一品の樽酒(杉の香りが高い)は出品した驚きの味わいでした。杉の香りとまろやかな味わいがよく、リピートしてくれる方もたくさんいました。
まとめ
失敗したくない方は、一般的な方法で、熱燗にするお酒を選んでください。
その上でもっと特徴を楽しみたいという方は、商品よってはラベルに記載されたものありますが、そうでなければ、お酒屋さんや、蔵元に相談いただければと思います。
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※記事内の商品の値段は執筆当時(2018年11月)のものです
ぜひご家庭でも燗酒を楽しんでください。
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