楽に行ける涼しい場所は?~比叡山探訪~
こんにちは。
【Online Shop 月桂冠】の尾原です。
連日の猛暑にすっかり参っています。
涼しいところに行きたい!しかもできるだけ楽に!
ということで調べてみました。
涼しさを求めて
涼しい=高いところ=山。
単純な連想から思い浮かびましたが、
体力に自信がない私。
長時間の車を運転したり、険しい山道は
まっぴらです。
調べてみると、すべて公共交通機関で
行ける山がありました!その名は「比叡山」。
比叡山に行こう!
青森県の「恐山」、和歌山県の「高野山」と
並ぶ日本三大霊場のひとつです。
それだけですでに涼しそうな予感がします。
標高800メートル級で高さは申し分ありません。
とにかく楽がしたい
京阪沿線なら、比叡山までの
指定交通機関が乗り降り自由、
延暦寺の入館料込み、各種特典が
受けられる「比叡山巡拝チケット」が
駅の窓口で3,900円で買えます。
これ一枚で都度切符を買う手間が省けて
楽です。
京阪電車で京都側の終点、出町柳駅へ。
出町柳からは叡山電車に乗り換えます。
地上に上がるとすぐに叡電の乗り場があるので
乗り換えは楽です。
運がよければ2018年3月から運行している
観光列車「ひえい」に乗れます。
丸い窓が特徴的で、乗り心地も良く、
鉄道好きではない私でもちょっと楽しいです。
叡電八瀬駅を降りると、
京都市内とは思えない風景が広がります。
とはいえ、体感温度はまだまだ暑いです。
ケーブル八瀬駅までほんの少し歩きます。
これくらいなら大丈夫。
ここから高低差日本一(561メートル)の
ケーブルカーで叡山口駅に向かいます。
高まる期待と標高
次はケーブルカーからロープウェーに
乗り換えます。ここも降りてすぐ
乗り場があるので、楽勝です。
途中、ロープウェイの窓から
ひんやりと冷たい空気が
吹き込んできて、いやでも期待が高まります。
難所アリ!
ロープウェー乗り場から
シャトルバスに乗り、中心地である
「延暦寺バスセンター」へ向かいます。
ガイドブックには徒歩約10分とあったのですが
長い下り坂です。ここは難所です。
また、シャトルバスの本数は多いのですが、
行き先によって先着が変わったりするので
初心者にはわかりにくいです。
「延暦寺」はどこ?
シャトルバスでバスターミナルに到着。
暑い!
湿度が高かったせいだと思いますが、
落胆を禁じえませんでした。
看板の矢印に惑わされて、入口を探して
駐車場の端まで歩いて行きましたが、
バス停を降りてすぐのところに入口が
あります。巡拝チケットの場合は
いったん受付でチケットを確認してもらう
必要がありますので注意が必要です。
見て楽し、延暦寺の諸堂
大講堂
根本中堂
延暦寺の総本堂で、一昨年から大改修工事中です。
参拝は可能ですが、外観は養生されていて
見ることができません。
大黒堂
文殊楼
文殊楼は延暦寺の山門とされることもあり、
根本中堂側と延暦寺会館側からはきつい階段を
上る必要があります。
しかし、大黒堂のほうからの参道はなだらかなので
そちらの方が楽です。
食べて楽し、精進料理
「延暦寺会館」では
琵琶湖・坂本方面の景色とともに
精進料理が楽しめます。
事前にインターネットで予約ができるので
便利です。
集めて楽し、御朱印
今回参拝したところはほとんど並ばすに
御朱印をいただけました。
帰りも難所アリ!
帰路はシャトルバス乗り場から
ロープウェイ乗り場までの坂道が
上り坂になり、これがかなり急です。
きつい上り坂ですが、
途中見つけた看板の「お遊び」で、
ほんの少し気持ちが和みます。
さらに、帰りのケーブルカー乗り場は
階段を上がって建物の反対側へ
回らないといけません。
注意して見ないと案内を見落として
降り場へ行ってしまい、戻ることに
なります。
結論
残念ながら涼しさは得られませんでしたが、
山頂までの道のりはかなり楽でした。
もちろん、装備などは不要です。
坂本方面からのルートや、
京阪三条からバスで一気に上るコースもあり、
アクセス手段は豊富です。
秋には紅葉が見ものだそうなので
次回は違うルートで挑戦したいと思います。
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