父の日のプレゼントにぴったり!おすすめの日本酒ランキング
日本には様々なイベントがあります。
季節の変わり目を祝う行事から、感謝を伝える記念日までその形態は様々です。
6月の記念日で有名なのが「父の日」。
父の日はその名のとおり、お父さんに感謝を伝える日で、日本以外にも世界各地で祝われています。
1900年代初頭にアメリカで始まったとされており、100年以上の歴史がある特別な日です。
年に一度の父の日、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを日本酒と一緒に贈ってみませんか?
今回はお父さんに喜んでもらえる日本酒の選び方と、父の日に人気の日本酒ギフトをご紹介します。
2023年の父の日はいつ?
父の日は毎年6月の第3日曜日となっているため、年によって日にちが変わります。
「忙しくて忘れていた!」「何を贈るか悩んでいたら過ぎてしまった」とならないように、プレゼントは早めの準備がおすすめです。
父の日のプレゼントで日本酒が喜ばれる理由
父の日商品の紹介や調査を行っているサイト「父の日.jp」のアンケート調査によると、父の日に贈りたいもの人気No.1は「食品・グルメ」、No.2が「お酒・ビール」だそうです。
出典:父の日.jp ( https://chichinohi.jp/ )
「【2023年版】今年の父の日に贈りたいものは何ですか?(父の日に関するアンケート調査)」
1位と2位を合わせると全体の60.7%となり、6割以上の方が食に関するプレゼントを選ばれていることが分かります。
日本酒は他のお酒に比べて食事中に飲まれることが多く、和洋中どの料理にも合わせやすいのが特徴です。美味しい日本酒は料理のうまみを引き立て、食卓をより豊かにしてくれます。
お酒が好きな方だけでなく食にこだわりのある方にも喜ばれるのが日本酒ギフトの魅力です。
父の日のプレゼントに贈る日本酒の選び方
「日本酒を贈りたいけど、どれを選べば良いか分からない」「日本酒は専門用語が多くて選ぶのが難しい」というお声をいただくことがあります。
日本酒の味わいはお米の種類や「大吟醸」「純米酒」といった分類だけでは決まらず、酵母や酒蔵、杜氏さんの技術など様々な要素が絡み合って生まれます。
気軽に日本酒を選んでもらうために、日本酒の選び方の基準をご紹介します。
日本酒の種類で選ぶ
日本酒には「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」など「特定名称酒」と呼ばれるものがあります。
それぞれ原料や製造方法などに特徴があり、商品に表示するための条件が定められています。
■ 吟醸酒とは
吟醸酒はフレッシュで華やかな香りと繊細な味わいが特徴の日本酒です。
多くはすっきりした淡麗な味わいで、のどごしは滑らかですが、中には濃醇で奥深い味わいを持つ「味吟醸」と呼ぶタイプもあります。
吟醸酒は、米を重量にして4割以上(精米歩合60%以下に)削った白米を原料に用い、低温で長期間発酵させていきます。吟醸酒の中でも、米を5割以上(精米歩合50%以下に)削ったものは「大吟醸酒」と表示されています。
醸造アルコールを使用しないものは「純米吟醸酒」、その中で「大吟醸酒」に当てはまるものは「純米大吟醸酒」と呼びます。
■ 純米酒とは
純米酒は米、米こうじ、水を原料にして製造した日本酒です。
醸造アルコールを使用しないため、旨みやコクが楽しめる濃醇タイプなお酒が多い傾向にあります。
最近では酒造技術の進歩により、コクのあるタイプから軽快ですっきりしたソフトなタイプまで、さまざまな酒質の純米酒が商品化されています。
■ 本醸造酒とは
本醸造酒は純米酒に近い香りと風味を持ち、しかも純米酒よりも淡麗でまろやかな日本酒です。
米の外側を3割以上(精米歩合70%以下)に削った白米を原料に用いて造ります。
4割以上(精米歩合60%以下)に削った白米を用いるものは「特別本醸造酒」と呼ばれます。
また、キレや味わいを整えるために用いる醸造アルコールの添加量は、原料に用いる白米の総重量の10%未満と定められています。
料理に合わせやすいという特徴もあるため、月桂冠の地元京都の料亭などで長年愛飲される商品もあります。
味の好みの話にもなりますが、単純に「純米酒の方が美味しい」「お米をたくさん削ったお酒の方が美味しい」とはならないのが日本酒の奥深いところです。
さらに詳しい酒質の説明は月桂冠公式ホームページ上でご紹介していますので、気になる方はぜひ一度覗いてみてください。
参照:月桂冠公式ホームページ「清酒を知る―さまざまな酒のタイプ」
味わいの特徴で選ぶ
日本酒の香味は、甘味、酸味、辛味、苦味、渋味といった成分が複雑にからみ合い、うま味や香りも一体となって構成されています。
よく「甘口の日本酒」「辛口の日本酒」といわれることがありますが、これは発酵過程での糖化と発酵のバランスによって変わります。
日本酒は、米のデンプンが麹の酵素によって糖化され、その糖が酵母によって順次アルコールに変えられていく「並行複発酵」により醸造されます。
麹による糖化作用を強め、酵母によるアルコール発酵を抑えれば甘口となります。
逆に、糖化を抑制しアルコール発酵を進めると、生成した糖分はほとんどアルコールに変わり、辛口の酒になります。
しかし、その酒の甘辛をきき酒で判定することは簡単ではありません。
エキス分が同じ酒でも、酸が多ければ辛く感じ、逆に酸が少なければ甘く感じます。
また、酒の温度や、きき酒の前に食べたものによって感じ方が異なってきます。
選ぶ際のひとつの基準として、酒蔵側が「甘口⇔辛口」「濃醇⇔淡麗」といった分かりやすい基準を設けている場合があります。
月桂冠ではお酒の味わいを分かりやすく比べていただけるよう、日本酒のテイストイメージマップを公開しています。
プレゼント選びの際にぜひ参考にしてみてください。
商品のストーリーで選ぶ
日本酒は原料のお米や酵母、製造方法で大きく味わいが変わるお酒です。
それぞれの商品にこだわりが詰まっているため、商品の裏側に隠されたストーリーで選ぶ方法もあります。
酒蔵の名物杜氏が造る日本酒、その蔵ならではの酵母や伝統技法で造られる一風変わった日本酒が人気を集めることも少なくありません。
例えば、月桂冠には「伝匠」というシリーズの日本酒があります。
華やかな吟醸香とお米が持つ力強さを存分に味わっていただける逸品です。
伝匠は「後世に伝えたい、匠の造る酒」というテーマのもと、酒造りの細部まで妥協せず徹底的にこだわった、まさに匠の想いが込められた商品です。
安易に流行りの味を造るのではなく、造り手の想いが伝わるような本物の日本酒を目指して造られています。
プレゼントとして贈った後、一緒にお酒を楽しみながら「こだわり」をテーマに盛り上がるのもおすすめです。
飲み比べセットから選ぶ
ここまでいくつか選び方の基準をご紹介してきましたが、「どれが一番喜んでもらえるのか分からない」という方もたくさんいらっしゃると思います。
そういう時は、一度にたくさんの商品を楽しめる「飲み比べセット」がおすすめです。
お酒好きの方からすると、たくさんの日本酒の中から料理やシーンに合わせて選ぶのは心躍る瞬間。
最近は300mLサイズの小容量びんが複数詰め合わせになったセットが人気の傾向にあります。
300mLぐらいのサイズであれば、冷蔵庫で何本か冷やしてもスペースを取らないので安心です!
飲み比べセットの中には、各商品ごとの特徴を記載した「しおり」が付いているものもあります。
それぞれのこだわりを眺めながら飲むと、より一層美味しく感じられること間違いなしです。
父の日ギフトにおすすめの日本酒ランキング
月桂冠で父の日におすすめの日本酒をランキング形式で紹介します。
第一位 父の日限定 日本酒飲み比べセット
第一位は、限定の大吟醸酒が入った「父の日特別仕様の贅沢な飲み比べセット」です。
青色の箱を開けると、中から着物姿のお父さんのイラストと京都の風景が飛び出す仕掛けになっています。
首のところに顔をはめると顔出しパネルのように写真撮影を楽しむこともでき、家族の楽しいひとときを演出する仕掛けが盛りだくさん!
セットの日本酒も蔵元が厳選した5本が詰め合わせになっています。
月桂冠が誇る最高級クラスの純米大吟醸酒「鳳麟」や、普段店頭では見かけることのない販路限定商品の「夢水」など、日本酒好きにはたまらない商品が顔を並べます。
さらに、「お父さんありがとう」というメッセージとともに各商品の味わいやおすすめの飲み方が記載されたしおりも入っているため、「今日はどれにしようかな」と気分に合わせて選ぶこともできます。
どんなお父さんにも間違いなくおすすめできる、この時期人気No.1の商品です。
第二位 超特撰 純米大吟醸 鳳麟(ほうりん)
第二位は、月桂冠が誇る最高級クラスの純米大吟醸酒「超特撰 鳳麟 純米大吟醸」です。
鳳麟の商品名は鳳凰(ほうおう)と麒麟(きりん)が由来となっています。いずれも中国神話に登場する伝説上の動物で、吉事の前兆として尊ばれていました。鳳麟は類まれな香りと味わいから、その名を冠しています。
1978年の発売以降、40年以上にわたって愛されるベストセラー商品です。昭和、平成、令和と時代は移ろえど、変わらない美味しさをお届けしてきました。
月桂冠でも、お中元やお歳暮など大切な方への贈り物にはこの鳳麟を贈ることが多いです。
日本酒ツウの間でも評価の高いこの味わいを、ぜひお楽しみいただければと思います。
第三位 レトロボトル吟醸酒
第三位は、月桂冠の名を全国に広めるきっかけとなった「レトロボトル吟醸酒」です。
この商品のルーツは明治時代の1910年までさかのぼります。
この頃月桂冠は京都伏見で商いを行う小さな造り酒屋に過ぎませんでしたが、この商品が「駅売りの酒」として当時の鉄道省で採用され、鉄道網の広がりとともに月桂冠の名が全国に広がっていきました。
なぜこの商品が鉄道省に採用されたのか。その秘密はビンの上部に付いているキャップにあります。
このキャップはそのままお猪口として使用することができ、振動に合わせてスイングする構造になっているため、揺れる汽車の中でもお酒をこぼさずに楽しむことができました。
年間10万人以上が来場する大倉記念館でもトップクラスの人気を誇るこの商品。
日本酒好きの方だけでなく、歴史好きの方にも喜んでもらえるお酒です。
その他にも月桂冠では父の日におすすめの日本酒、ビールなどを多数取り揃えています!
父の日特集ページでぜひご確認ください。
まとめ
父の日のプレゼントにおすすめの日本酒特集、いかがでしたでしょうか?
日本酒の種類、味わいの特徴、背景に隠されたストーリー、飲み比べセットなど、選び方はたくさんあります。
たくさんの商品があるとどうしても悩んでしまいますが、その分お父さんが貰った時の嬉しさは格別なものに違いありません。
ぜひお父さんにぴったりの商品を選んであげてください。
商品についての質問や、選び方のご相談などは月桂冠オンラインショップでも承っています!
お気軽に下記フォームよりお問い合わせください。
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